老人と手紙――WoD リプレイ

シーン7

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ギュスターヴ=ゴーチェのモノローグ
 ふう。頭の固いヤローは嫌いだぜ。
 ったく、説得も結局通じちゃうしよ、今までアンタが話そうとしなかったから、幽霊がただの害悪にしか見えなかったんじゃないのかい、トマスさんよ?

ギュスターヴ

ゆっくりとトマスから離れてその光景を見ています。

ジョナサン

「げほっ、ごほっ」

ジェニー

「ありがとう…」

ギュスターヴ

未だに自分の目が信じられませんが、この行動は間違ってなかったのだろうなーとぼんやり考えていたり。

ジェニー

「あなたたちのおかげで助けられたわ。本当にありがとう…」

マーク

「また新しい幽霊が誕生しなくてよかったよ」

トマス

「私は…私は間違っていたのか?」

ギュスターヴ

「いや、結構分の悪い賭けだったと思うよ。運が良かったのさ」

ベン

「いえ,際どい状況でした」

ギュスターヴ

(幽霊が人を殺せるか見てみたかったんだがね……)と腹黒い事を考えてみたりw

トマス

「いや、私は幽霊を助けることなどできないと思っていたんだ…そうか、そうではなかったのか」

ジェニー

「どうお礼をすればいいのかしら」>三人

ベン

「私にとっては良くあることで……まあ,ボランティアですね」

ジェニー

「そう…でも、何か出来ることがあったら何でも言ってください」

マーク

「お礼かあ……また今度なんかおいしいものでもごちそうしてください」

具体的には〈コネ〉に…。

ジェニー

「そうね、私のお勧めのお店を紹介するわ。良ければ一緒に行きましょう」

ST

ハハハ>〈コネ〉

ギュスターヴ

「ああ、暴れたから胃が……病院戻らないと……」

ST

数日後、君たちの所それぞれに、ジェニーから手紙が来る。

結局、遺産は遺族で分配することにしたそうだ。

ジョナサンは、遺産を分けてくれるように頼みに行って、

口論になっていたときにスクルージが発作を起こし、パニックになって逃げ出した……と言っているらしい。

ギュスターヴ

んでも日記と遺書は処分したとw

ST

本当かどうかは分からないが、彼女がそれでいいと言っているのならそれでいいのだろう。

手紙の最後には、「また会いましょう」とあり、

食事へのお誘いが書いてあったのだった。

ギュスターヴ

「まだ胃の調子が悪いんでね……食事は遠慮しておくよ」そうニヒルに笑ってから退院します。

ベン

「まあ,集団ヒステリーの一種だったんだよ」>ギュスターヴの肩を叩きながら。

ギュスターヴ

「まあ、私は霊なんぞ関係無い世界に戻れるのが嬉しいよ」

またいずれ、と挨拶して別れます。

ST

そうそう、マークの友人は、無事に退院できそうだ。

マーク

「へー、じゃジェニーさんはマスコミ関係の仕事をなさってるんですねー」

ギュスターヴ

いや学生だってw

マーク

だめか。

「へー、じゃジェニーさんはマスコミ関係の仕事を志望してるんですねー」

とか適当に。

ベン

「いずれ私の手に負えない時がきたら,お願いしますよ」>トマス

トマス

「ああ、君たちには迷惑を掛けたようだし、手助けすることは約束するよ」

ST

じゃあ、これでシナリオは終わりにしましょうか。

おつかれさま。

経験点は6点。

マーク

わーわー。

ST

今回出てきたNPCは、

〈コネ〉などにしてよいです。

マーク

やったー。

大喜びでジェニーさんゲト。

ST

今回は入門ということで、軽めのシナリオにしてみたつもりなのですが。

感想などあればくださいな。

ギュスターヴ

あいー。

垣間見える昏い秘密
 彼等の話は終わったみたいだけど、まだまだ“暗黒の世界”には怪異が潜んでるわ。それに、私も、ね。
 幽霊だとでも思ったかしら? ざんねん。私のことが知りたいのなら、もっと、この世界で生きるといいわ。
 ……そうね、ヒント。この世界“その物”みたいなものかしら。ふふ。
 じゃ、がんばって。


シナリオ作成とストーリーテラー(ST):Show
日記 シナリオ シナリオハンドアウト

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