老人と手紙――WoD リプレイ

シーン6

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ベンジャミン・ウェストのモノローグ
 やはりこの幽霊も、恨みを晴らさないと消えないタイプなんでしょうね……。
 まあここまでお膳立てが終われば、あとはいつものルーチンワークみたいなもんですか。

ST

では・・・これがラストシーンになります。

叔父の自宅。

ギュスターヴ

トマスに連絡は取った方が良いかな……?

もし爺さんが暴れすぎたら誰か止められる?

ST

君たちには止める方法はわからないね。

せいぜい説得するくらい。

連絡はする?しない?

ベン

一応,した方が良いと思いますが?>all

マーク

ちょっと、しない展開も見たかったんですけど、まあ連絡します。

ST

じゃ、自分も一緒に行こう、と申し出ますが。

ギュスターヴ

家の外に待機してもらいましょう。

ベン

「いきなり除霊はやめてね」>トマス 

トマス

「まあ、いいだろう…気をつけたまえよ」

ギュスターヴ

「いざとなったら大声を出すから、そしたら飛び込んできてくれ。虫のいい話かもしれんが」

ST

では、ノックすると、憔悴した顔で出てくる。

ジョナサン

「ああ、ジェニーか…そこの人たちは?」

マーク

「僕たちは…なんだろう」

ジェニー

「少し、話があって…いいかしら?」

「あ、この人たちは、ええっと…」

ベン

「失礼,私たちは法律事務所のものですが」 

ギュスターヴ

白衣ですが、法律事務所のものです。

マーク

「うん、そう、そうです」

ジョナサン

「ほ、法律事務所?一体何を…」

ベン

とりあえず,〈交渉〉+〈虚言〉,〈意志力〉一点消費……4成功

ギュスターヴ

おぉー。

ST

すげ!

じゃ、なだめすかして奥へ通してもらえる。

ジョナサン

「それで、一体何の用です?お金はすぐ返せますし…」

ベン

おじいさんの存在は感じる?

ST

感じる。

ジョナサンに敵意を持っている。

特に、お金のことを言うと反応するのを感じる。

ギュスターヴ

金に敏感だっ!w

ベン

日記をジェニーに渡して,ジェニーにすぐ部屋を出られる位置に行くように伝える。

「実は……残念なことをお伝えしなければなりません」>ジョナサン 

ST

ジョナサンは、びくっ!と震えて話を聞く。

ベン

「あなたの義理のお父さんの遺産について,権利を主張していると伺ったのですが」 

ジョナサン

「ええ…それが何か?」

ST

可哀想なほど動揺しているね。

ギュスターヴ

(しっかりやれよ……ここが見せ所だぞ)と心のなかでつぶやいてますw

ベン

「法律上,いまジェニーの持っている日記は,遺言として有効です」さりげなくジェニーとジョナサンの線上に立つ。

ジョナサン

「そんな馬鹿な…ッ」

「しょ、証拠を見せてくれ!」

ベン

「それはあなたが一番よくご存知では?」 

ギュスターヴ

じいさんの名前はなんでしたっけ?

ST

スクルージ

ということにしよう。

ギュスターヴ

強欲じじぃだw

「その日記がスクルージ氏のものだという事は既に警察で証明されています」

「そして内容が法律上有効なものであるという事も」

ST

「くそっ!お前が…!」と言うと、ジョナサンは、ジェニーにへろへろと殴りかかろうとする。

ギュスターヴ

止めないと。

ベン

あ,じゃあ結果的に自分の方に近づくんだ。

ギュスターヴ

あそか。

一応止めないとトマスが出てくる事態にならない?

あと、悪霊化させるのもどうかと思うけど。

ベン

ジョナサンの肩を掴めます?

ST

さて…ちょっと迷っていると、だ。

掴む前に、悪いが強制イベントだ。

ギュスターヴ

判断が遅かったか。

ベン

了解。

マーク・アンテロープのモノローグ
 ううう。ゾクゾクしてきた。やな予感がするよう。
 でも、幽霊だって元は人間なんだから、話せば分かる!
 ……といいなあ。

ST

締め切った部屋の中に突風が吹いたかと思うと。

部屋の中心に、はっきりとした老人の姿が現れる。

ギュスターヴ

「な、なんだと!?そんな馬鹿なッ!」ジョナサン並に驚き慌てる。

ST

で、老人はそのままジョナサンの首を絞め始める。

ジョナサン

「うう…!お、俺が殺したわけじゃ…!」

ギュスターヴ

呆然とその光景を見送りそう。

ST

どんどんと紫になる顔色。

ギュスターヴ

止めに入れない?

あるいは叫ぶとか。

ST

叫ぶのはできるけど。

老人の姿を掴むことはできない。

ベン

おじいさんに話ができるかな。

ST

話か…君の話はともかく、ジェニーが叫ぶと、少しは注意を向けるようだ。

ジェニー

「もう止めて!私は無事だし、もう解決したのよ!」

ギュスターヴ

NPCに活躍させちゃだめだ!w

マーク

トマスさんを呼ぶかな。

ST

叫んでトマスを呼ぶ?

ベン

「ジェニー!日記のページを開くんだ!」 

ST

む、何をする気だw

ギュスターヴ

ジョナサンが日記に吸い込まれるんですよ。

ベン

あ,遺産について書いたページ。

ジェニー

「えっ!?」

ST

開いて説得すると、目に見えて効果が現れるようだ。

ただ、ジョナサンの首をしめるのは止めない。

ギュスターヴ

「どうせその男はもう終わりだ。あんたがそいつを殺すとお孫さんが悲しむぞ!」

ST

まあ、このままなら、どうにかなりそうだ。と、言うところにトマスが飛びこんでくる。

スクルージ

「うう…」

トマス

「やはり、危険だったか!」

マーク

「ジョナサンを助けられないか?」と

トマス

「やってみよう」と言うと、彼は大きなナイフを取りだす

ベン

「待ってくれ!」>トマス 

トマス

「ダメだ!人間の命の方が幽霊よりも大切だろう!」

ST

と言って、トマスは幽霊に切りかかろうとするけど?

ベン

「ジェニー,叫ぶんだ『あなたの遺言は正しく伝えられました』と!」 

ジェニー

「おじいちゃん!遺言は聞いたわ!もう大丈夫だから!」

ST

…さて。

彼女の説得が届くまで、

しばらく、トマスを止めてもらえるかな?

ギュスターヴ

クハッ。

ST

具体的には2ターン。

まず、1d10を振って、イニシアティブ修正に足してくれ。

こっちは…12

マーク

9です。

ギュスターヴ

14

ベン

ST

ギュスターヴ、トマス、マーク、ベンの順に行動。

ギュスターヴどうぞ。

まあ、素手攻撃とかで止めるかな。

ギュスターヴ

宣言してすぐ行動?

ST

うん、宣言フェイズみたいなのはない。

ギュスターヴ

ほほい。

この場合はタックルとかしてみようかな……。

3人で引き倒すとか。

ST

最善手できやがったw

「つかみかかる」か(p.176)。

〈筋力〉+〈格闘〉-相手の〈防御〉

というのをまずやってもらおう。

ギュスターヴ

いきなり高度な技が。

ダメポw

〈格闘〉 ○○○○○ なんで〈筋力〉 ●●○○○ のみ。

ST

じゃ、回避オプションを宣言(p.174)。

このラウンド、回避は4

-4なので幸運判定でどうぞ。

2-4でダイスプールマイナスだからね>そっち

ギュスターヴ

〈意志力〉使えます?

ST

使えます。

それで、ダイス1個。

垣間見える昏い秘密
 おやおや、随分慌てているのかなあ?
 ギュウスターヴは〈格闘〉の【技能】を持ってないから、本当は、技能未修得時の修正(−1)が入ってダイス・プールはまだ0の筈よ。

ギュスターヴ

「クソッ!私は頭脳労働専門だぞ!」そういって飛び掛かります。〈意志力〉一点消費。

みぎゃw 失敗。

ST

すかっ。

ギュスターヴ

ふ、後は任せたぜ!w

トマス

「どくんだ!彼が死んでしまってもいいのか!」

ベン

「まだ間にあう!」 

ST

次はこっちか。

回避したので行動不能なのだった。

次〜。

マーク

マークは、そこら辺にある家具をつかんでトマスの標的になろうとするか。

ST

うん、承認。

ギュスターヴ

ナイフ持った相手に危険なw

マーク

で回避?は意味ないのか。

ST

うん、攻撃じゃないから。

ま、盾というか、進路を妨害したとしましょう。

最後はベン。

ベン

タックルで〈運動〉は使えます?

ST

不可。

ベン

ショボン。

ST

〈格闘〉限定だ。ただし、君の専門がレスリングだったりしたなら許可してもいいw

ベン

じゃ,普通にタックル。

ST

回避は4で、二回目なので3に下がる。

-3して判定してくれ。

ギュスターヴ

がんばー。

ベン

〈意志力〉1点消費……1成功

ST

うぎゃ。

組み付かれた。

ギュスターヴ

ナイス。

ST

次のラウンド。

ギュスターヴ

行動順は変わらないんですよね?

ST

ギュスターヴ、トマス、マーク、ベンの順番は変わりません。

トマス

「離してくれ!」

ギュスターヴ

ではベンを助けるべく更につかみかかります。

ペナルティは如何ほど?

マーク

組み付きまくり。

ST

一応回避適用で。

-2

ギュスターヴ

〈意志力〉二点使うかなー最後だしw

ST

一度に2点使えたかな。まあいいや。

垣間見える昏い秘密
 これもルールミスよ。
 〈意志力〉を使えるのは1ターンに1回だけだもの。(p.104)

ギュスターヴ

んでは5で。

うぎゃ。

辛うじて2成功

「もうちょっとだけ待ってくれ」といってガッチリと。

ST

つかみかかられた。二人からは、振りほどきは難しくなっていきます(p.177〜178)

というわけで振りほどき。

組んでる人の中で、一番高い筋力は?

ギュスターヴ

私は ●●○○○

ST

ベンは?

ベン

●●○○○

ST

じゃ、2.二人に組み付かれているので、3

こっちのプールには-3かかります。

〈筋力〉+〈格闘〉は ●●●○○ ○○○○○

幸運判定……失敗です。

ベンの番。このまま組み付きかな。

ベン

おういえす。

ST

まあ、明らかにもう振りほどき不可能なのでトマスも諦めますかね…。

戦闘終了で。感じはつかめたと思います。

ギュスターヴ

2ターンだけw

ST

ジェニーの説得が功を奏したのか、スクルージはゆっくりと消えていきます。

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