Written by Matt Ragan, Translated by Professor
いや、AD&Dじゃあるまいし、装備品リストなんて作りませんよ(笑)。
さて、あなたは新しくランク1のガルゥキャラクターを作ったばかりと考えましょう。忘れずに最低1レベルの〈儀式/伝承 Ritual〉技能を修得していますか? この技能はガルゥの慣習に関する知識(掟の歌(The
Litany)、界渡り(Step Sideway)の方法)も表します。
ランク1のキャラクターは少なくとも自分がワーウルフだと知っており、ひととおりのことは知識として頭にあるとみなします。以下に挙げる5つの品物は非常に便利なアイテムで、装備品として考慮する価値はあるでしょう。
- 化粧用コンパクトや手鏡(ボーイスカウトがキャンプ用品として買うような物)。アンブラに界渡りするには姿の映る物が必要です。すぐに用意できた方が便利でしょう? それに鏡を後に残しておけば、キャラクターは物質界で姿が映る物のある場所を少なくとも1つは知っているわけですから、そこからアンブラを出ることができます。
- あなたの服はタリスマン化されていますか? タリスマン化した鞄やバックパックを持っていますか? 霊力が足りなくてタリスマン化できない(ポケットに入れるには大きすぎる)けれども精霊界に持っていきたい品物というのはあるでしょう。そういった物をタリスマンのバックパックに詰め込むのです。また、生物(アンデッド)を界渡りでアンブラに引きずり込むことはできませんが、あなたの周り一面に転がっているフォモーリ(Fomori)の死体はどうしましょう? パックの誰かがタリスマン化した遺体袋を持っていれば証拠として持って帰れますね。もしそういうものを持ち歩きそうなPCがいない場合、ストーリーテラーが役立ちそうなレベル1フェティッシュを出してあげてもいいでしょう。
- プレイヤーはキャラクターシートの裏に〈掟の歌〉を書き写しておくこと。
- 現金、クレジットカード、宝石類は持っていますか? それ自体をタリスマン化したり、タリスマンの服や鞄に入れたりして、持ち運べるようにしていますか?(訳注:もっとも現金をタリスマン化することは勧めません(笑))
- タリスマン化した物品は、所持者の形態(form)によって形を変えることができます。あらかじめ決めておきましょう。あなたのトレンチ・コートは変身するとサイズだけが変わりますか、それともホミッド形態の時だけ出現することにしますか? ナイフ等はホミッドかグラブロ形態の時だけ出現させるといいでしょう。あるいはグラブロ形態の時だけ現れることにして、他の形態の時は肌の入れ墨にしておくのも便利です。金属探知器に絶対ひっかかりません(笑)